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セマンティックWeb [気になるビジネス用語]

by 神宮司信也 : 2006年3月31日

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・.セマンティックWebコンファレンス2005 講演資料
~実用化が始まったセマンティックWeb
http://www.net.intap.or.jp/INTAP/s-web/data/conference2005/data.html
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僕たちはネットで情報を見ている。

それは、そうできるような諸条件が整備されて始めて、そうなって
いる。技術的なあれやこれやがあり、ただその前にそもそも、まず
テキストデータがある。要は文字が書いてある。絵がある。最近は
絵が動いたり、音が出たりもする。が、いずれにせよ、「人間」が
「情報を見ている」ことを目的にして作られた、それらは仕組みだ。

裏を返すと、「機械」が「情報を見ている」ことをほとんど想定し
ていない。

機械が情報を見ることを前提にした仕組み、それが「セマンティッ
クWeb」だ。
無論、最終目的が、「人間」が情報を見る、使う点にあるのは変わ
らない。しかし、「人間」が行う「情報活動」をより快適に、より
目的適合的にしたいかと考えたとき、「人間」が「情報を見ている」
ことを前提にした仕組みより、「機械」が「情報を見ている」こと
を前提にした仕組みの方が優れていることに、ある日、気づいた。

例えば、検索エンジンは日進月歩で進化している。億を超えるネッ
ト上のページから、Googleは瞬時に、目的に極めて近いページを探
しだしてくれる。たいした力技だ。しかしそれでも不満だ。

不満の原因は、該当の単語やキーワードを含むページを抽出してき
て、その中からあるアルゴリズムで、重要度の高いものを選別する
、そういう作業をしているからだ。いや、そういう作業しかしてく
れないからだ。つまり、検索エンジンはページの中身の「意味」が
わかっているわけではないのだ。やっているのは抽出だけ。

自然言語の「意味」を解析すること、それを可能にする人工知能の
開発は多分今世紀中には難しい。

ならば、自然言語ではない、要は「機械」にわかる、このページは
これこれのことについて書かれたものなんですよ、ということだけ
を記した場所を作ればよい。その場所、その内容がメタデータだ。

パラダイムの転換とはこういうことをいう。

「機械」のための「テキストデータ」。それがメタデータであり、
この仕掛けで、ネット世界はセマンティクWebへ進化する。
はずだ。

はずだ、というのは、「そんなことできるものか」という有力な勢
力もいるから。
クリティカルポイントは、一体誰が「機械」のための「テキストデ
ータ」を入力するんだい、という点。
・セマンティックWebについての誤解と真実

けれど、今から造るものにそういう作りこみをしておくことは可能
だろう。情報家電は、そうやって具体化しつつあり、近未来もっと
たくさんの事例が実現化する。

Blogには、メタデータの仕組みがはいっている。Blogの情
報発信状況を管理してくれるRSSもメタデータを前提にした仕組
みだ。

確かに、既存の億を越すページ総てにこれからメタデータをつける
のは大変。これから生成されるすべてのページにメタデータが付く
わけではないかもしれない。しかしメタデータの付いたページの出
現は朗報であり、朗報であれば勢力は拡張していくだろう。

セマンティックWebの時代はもう始まっている。


定義:メタ情報とセマンティック・ウェブ
メタデータとは、情報の中身を全部読まなくても選択や収集などの
処理を効率的に行えるよう、タイトル、作者、作成日といった基本
情報を、すぐに扱える形で提供しようというものです。メタデータ
に基づいてコンピュータが推論を行い、ウェブ自身が意味を表現す
る「セマンティック・ウェブ」に向けて、データ表現のモデルから
語彙定義、問い合わせや信頼性検証といった各レベルでの技術開発
が進められています。
(出典:http://www.kanzaki.com/docs/sw/ )


●関連URL
・エンタープライズ・セマンティックWeb/キーマンズネット
Semantic Webの教育応用に 向けて(at dmnet) PPT